テニスをしていて「ガットが緩んでいるかも…?」と思うことはありませんか?
この記事では、
- どのタイミングでガットを張り替えたらいいの?
- ガットの張り替えどこでやってもらえる?
- テンションの目安は?
というかた向けに、
ガットの張り替え時期を見極める方法やガットを張り替えてもらう際のポイント
を解説します。
ガットの張り替えタイミングは感覚を大切に
テニスをしていると、なんとなく「ガットが緩いかも?」と感じる瞬間があります。
実は、この感覚こそが最も大切なガット張り替えのサインです。
一般的にガットの張り替えは「3ヶ月が目安」と言われていますが、実際には感覚的な違和感に素早く気付くことが重要です。
特に以下の3つのポイントに当てはまる場合、ガットの張り替えを考えてみましょう
ポイント1│いつもと同じように打っているのに、アウトやネットが増えた
ガットが緩むと、ボールが飛びすぎたり、低いボールが持ち上がらずネットにかかることが増えます。
具体的には以下のような場面。
- 「ボワーン」という回転がかかりきらない感じのボールになりアウトする
- 低めのボールやスライスボールが来たとき、上手くボールが持ち上がらずにネットする。
ポイント2│ミスが増え始めたのが「最近」
ここ数ヶ月ずっとミスが続いているなら、打ち方の問題かもしれません。
ただ、1ヶ月以内の急な変化ならガットが緩んでいる可能性大です。
いつ頃からミスが増えてきたのか、思い返してみてください。
ポイント3│スイングや力の使い方を変えざるを得なくなった
上記の2つのポイントに加えて、
- アウトを避けるために今までにないくらい力を抜く
- ネットを避けるために無理に持ち上げるスイングをする
ということをせざるを得ない状態なら、
スイングが崩れる前にガットの張り替えを行うことをオススメします。
ガットがしっかりと張られている状態であれば、ミスに対して大幅にスイングを変えなくても修正できます。
ゆるいガットで打つためのスイングになってしまうと、こんなデメリットが生じやすいので要注意です。
- スイングスピードが遅くなる
- 打点でのラケットの面が崩れる
- 無理に回転をかけようとしてスイング全体が崩れる
張り替えはスポーツショップでできる!価格やサービスもチェック
ガットの張り替えは、ほとんどのスポーツショップで行うことができます。
張り替え費用は2000円から3000円程度が相場。
店舗によってはガットを購入すると張り替え費用が割安になるサービスも提供しています。
自分のプレースタイルに合ったガットにこだわりたい方は、ガットを持ち込んで張り替えを依頼することもできる場合が多いです。
また、テニススクールに通っている方は、スクールでの張り替えサービスも確認してみるのも◎。
料金やサービス内容を比較して、自分に合ったショップに頼んでみてくださいね。
ガットのテンションはラケットとプレースタイルに合わせよう
ガットのテンション(張力)は、ラケットの性能とプレースタイルに大きく影響します。
標準的なテンションは50ポンド前後ですが、これはあくまで目安です。
例えば、ボールが飛びすぎるなら1ポンド上げ、飛ばないなら1ポンド下げるなど、少しずつ調整してみるのがおすすめです。
ここで重要なのは、ラケットに書かれている「適正テンション範囲」内で調整すること。
適正範囲外で張ると、ガットが早く緩んだり、打球感が悪くなったりする可能性があるためです。
HEADのラケットの場合、適正テンションはフレームに書かれてあることが多いです。
この場合、48~57が適正テンションです。
自分に最適なテンションを見つけるために、コーチやショップのスタッフに相談するのも有効です。
適正範囲外で張るとどうなるの?
実は、一度だけ適正テンションを1ポンド超えたテンションでガットを張ったことがあります。
その結果、張り替えて1回目の練習中に打球感がおかしくなりました。
「ヴィィーン」という鈍いような間延びしたような感じの打球感に変わり、コントロールもしづらく…。
私は比較的強く打つハードヒッタータイプなのですが、強打したときにガットがそのテンションに耐えきれなかったのか、すぐに緩んでしまったようです。
もちろん、すぐに再度張替え。
せっかくお金を払って張り替えてもらっただけに、だいぶショックな出来事でした…
ガットを張り替える際には必ずラケットの適正テンションを確認し、
その範囲内で調整してもらってくださいね!
まとめ:感覚を信じてガットを張り替えよう
以上が、ラケットのガットの張替えタイミングとテンション選びのコツでした。
もし「なんかガットがゆるい気がする…」と感じたときは、その感覚を信じてみてください。
今回紹介したポイントを参考に、最適なタイミングで張り替えて気持ち良くプレーを楽しみましょう!