ポミーです。
みなさんは「テニス」のルール、知ってますか?
- テレビでテニスを見たけど、どんなルールでやってるの?
- テニスに挑戦してみたいけど、ルールが難しそうで一歩を踏み出せない……
そんなみなさんに、テニス歴20年以上のポミーが「とりあえずここだけ覚えておけばOK!」という5つのポイントを簡単に解説します。
新しいこと覚えるの苦手…という方でも辛くならないように、ゲームを理解するのに最低限必要なところだけを紹介するので安心してくださいね!
ポイント1‖ ボールがラインの外側に落ちると「アウト」
「ライン」とは 、テニスコートに引かれている線のこと。
ボールが落ちた位置がこのラインの上と内側は「イン」、外側は「アウト」です。
ラインの「上」もインなので、落ちたボールがラインにかすったらそれも「イン」です。
アウトをすればもちろん失点ですが、インのボールを取れなかったり、ネットに引っかかっても失点になります。
コートにはたくさんラインがあるけど、どのラインの内側ならインなの?
どのラインの内側がインかはゲーム形式によって変わります。
1対1(シングルス)のときは横に2本ある線のうち内側のライン、2対2(ダブルス)のときは外側のラインになります。
ポイント2‖サーブは2回打てる!”サービスエリア”の中にいれればOK
サービスエリアとは、コートを横切っているラインとネット間のエリアです。
その中でもサーブは、コートの真ん中にある半分まで引かれているラインを境にして、サーブを打つサイドと反対側のサービスエリアにボールが落ちればOK。
ちなみにサーブは2球打つことができます。
1球目をミスっても、2球目が入ればOK!
サーブが入ったらポイントゲームがスタート。どちらかがミスをするまで打ち合いが続きます。
ポイント3‖4ポイント取ったら「1ゲーム」
基本的には4ポイント取ったら「1ゲーム」になります。
テニスのカウントは、ポイントを取るたびに
- 0ポイント(ポイントを取っていない状態):「ラブ」
- 1ポイント目:「フィフティーン(15)」
- 2ポイント目:「サーティ(30)」
- 3ポイント目:「フォーティ(40)」
と進み、フォーティ(40)の後、1ポイント取れば1ゲームを取れます。
この1ゲームが終わるたびにサーブが交代になります。
ポイント4‖1ゲーム内には延長戦がある
先ほど、「40の後、1ポイント取れば1ゲームを取れます」と説明しました。
ただ、もし40-40、つまり自分も相手も3ポイントずつ取って同点になると、どちらかが2ポイント連続で取るまでゲームが終わりません。
これが「デュース」と呼ばれる延長戦です。
デュースから1ポイント取ると「アドバンテージ」というカウントになります。
次のポイントを再度取れれば「ゲーム」となり1ゲームが終了。
しかし、点を取られてしまうとまた「デュース」に戻ります。
これって下手したら永遠に終わらないんじゃないの?
たしかにその可能性も0ではありませんが、たいていは4回未満で決着がつき、5回以上続くことは珍しいです。
「焦らず、集中して2ポイント連取できるか」がプレイヤーの腕の見せ所になります。
ポイント5‖6ゲーム取ったら「1セット」。1セットか2セット取れば勝ち
試合は基本的には6ゲーム取ると「1セット」となります。
1セットで試合終了の場合もあれば、「3セットマッチ」という2セット先取したほうが勝ち、という場合もあります。
これは大会によって変わります。
男子の試合だと5セットマッチ(3セット先取で勝ち)っているのもあるよ!
6ゲーム取れば1セットですが、1ゲーム内の延長戦と同様、1セット内にも延長戦があります。
2パターンあるので、それは次の項目に。
パターン1│ゲームカウント5-5になったら、2ゲーム連取が必要
1つは、ゲームカウントが5-5になったときです。
つまりどちらも5ゲームずつ取ったときのことだね
このときは、どちらかが2ゲーム連取し、5-7もしくは7-5になるとセットの勝敗が決まります。
パターン2│6-6になったら「タイブレーク」
そしてもう1つはゲームカウントが6-6になったとき。
この場合、「タイブレーク」という少し特殊なゲーム進行での延長戦になります。
タイブレークは7ポイント取ったほうが勝ちです。
そして、タイブレーク内で取得したポイントが6-6になったら2ポイント差がつくまで終わりません。
カウントの仕方も通常のゲームとは異なり、0から1ずつ増やしていきます(1,2,3,4…など)。
セット取得をかけた最後の延長戦!
見ているだけでもドキドキ…
まとめ
以上、テニスを楽しむために「とりあえずここだけ覚えておけばOK!」というルールでした。
最初は少し複雑に感じるかもしれませんが、今回紹介した5つのポイントを押さえていれば、見たりやったりしていくうちに細かなルールも覚えていくことが出来ます。
テニスに挑戦してみたい方は、ぜひ気負わずに一歩踏み出してみてください!